偏頭痛 サプリ

偶像製作者の独白

偶像をプロデュースする

大衆は、偶像の概念が判らない

アイドル? スター?

高いところの住人ね

大衆が共同幻想を抱けば、シメた!

もう、誰に批難されても、

上昇気流に乗ったなら、

落ちない、落ちない

僕の女性を、大衆に拝ませて、

なんて!快感!

僕の女性は、瑠璃色の服を着る

おうちの貧しい薄幸のヒロイン?

流行らない、流行らない

瑠璃色は、彼女の階級

学歴も必須

高卒の成り上がり?

流行らない、流行らない

大衆は階級を愛す

それから、芸能アイドルと一線を画す

僕の女性は、実学のアイドル

インテリの星、文化人の憧れ

何を実学しているかって?

本の背表紙を並べておけば、それでいい

中身は空っぽでも、大衆は許してくれる

空っぽ? 虚?

虚でも実でもどうでもいい

僕の女性は、オーソリティのお墨付き

それが一番の偶像の証し

オンナ・・・です

オンナ・・・です

フェミニストは大喜びだぁ

うるさ型のおばさまたちには、

オトコに愛された女性に嫉妬するの?

と脅しをかければいい

おばさまたちも、同じ穴のムジナ

オトコの評価が目的だ

しゅんと黙ってしまうだろう

僕の偶像

これで、僕の地位も収入も安泰だ

みな、ひれ伏すぞ

僕は知っている

オンナのひと言で金縛りにあって、

こころの行方が判らなくなる人々

これが、何百万も集まって、

共同幻想を形づくる

ぷっ、幻想が形を成すの?

成しちゃうんだからしょうがない

言葉になり、メディアに乗り、

教科書にも載って、

歴史を構成するんだ

そう、歴史の本が偶像のアトリビュート

僕の野心はここ

人生は、オンナ、オンナ、オンナ

僕は、歴史に名を残す

偶像をつくってなにが悪いの

みなを幸せにするんだよ

高いところに上って

女神、と呼ばれるんだ

国母、と呼ばれるんだ

僕は、偶像をプロデュースする

大衆の心を動かすんだよ

僕の采配ひとつで

みな拍手喝采だ